神田川の源流である井の頭公園から、永福町駅まで約10キロを歩いた2月10日(月)に引き続き、3月11日は、永福町駅から参加者6人で中野坂上駅までの約10キロを神田川沿いに歩きました。
予定していた時間より少し早く吉祥寺駅を出発し、永福町駅まで井の頭線で向かいました。まずは永福町稲荷神社にお参りし、神田川に掛かる永福橋から神田川沿い歩きを再開しました。井の頭線の車窓から見覚えのあるクロネコヤマトの集配所を右手に見ながら、井の頭通りを渡り、龍光寺、日大鶴ケ丘グラウンドを過ぎ、和泉熊野神社にお参りしました。
べんてんばし公園で短い休憩。環七沿いに設置された神田川取水施設の案内板を見て、その大きさに驚き。環七を渡り、東運寺(釜寺)へ。釜寺という通称の由来になった「身代わり地蔵尊」を皆で探して境内を歩き回りましたが、「身代わり地蔵尊」は建物内に安置されているらしく拝観することはできませんでした。
丸の内線車庫を過ぎ、いよいよ善福寺川との合流点に到達しました。善福寺川も武蔵野市に住む私達にとっては馴染みの深い川なので、親しみを覚えました。その近くで、見事な濃いピンクの河津桜が水面に向かって枝を伸ばしていました。みんなでその姿をカメラに収めました。
富士見橋からは川沿いの遊歩道が途切れてしまうので、神田川と並行して走る本郷通りを、「炭焼きハンバーグ・ステーキ中野グリル」目指して進みます。楽しみにしていたランチの時間です。喉の渇きをビールで潤したいところですが、ゴールはまだ先なので、ぐっと我慢して軽くグラスに一杯だけ。店が用意してくれた紙のエプロンを掛け熱々の鉄皿の上でハンバーグがジュウジュウ音を立てて焼けるのを、大きなナフキンを広げて油が跳ねるのをよけながら、みんなでワイワイガヤガヤ待ちます。美味しいランチを楽しんだ後、参加者の二人が用事で近くの丸の内線の中野富士見駅から帰路につきました。
残されたメンバーは、3月から通行可能になった神田川沿いの遊歩道に戻って、先に進みます。しばらく行くと現れたビルの中に鎮座する八津御嶽神社の不思議な景観に、都会に存在する小さな神社の行く末を案じる気分に。今回は、無理をせず、青梅街道を左折して中野坂上駅に向かい、神田川沿い歩きその3を終了しました。