神田川沿いを歩く その④では、飯田橋から神田川が墨田川に流れ込む合流点(柳橋)まで、7キロほどを参加者7名で歩きました。
飯田橋駅から、神田川の左岸に設けられた遊歩道を歩き始めてすぐ、近くの小石川後楽園に立ち寄りました。
小石川後楽園は水戸黄門ゆかりの名園で、運が良ければカキツバタ・睡蓮・花しょうぶを楽しめると期待していたのですが、残念ながら、まだ少し早かったようです。花こそ咲いてはいませんでしたが、新緑の美しさは目を見張るばかりで、東京のど真ん中にることを忘れてしまいそうでした。
見学後は、神田川と並行して走る道を水道橋交差点まで進み、読売新聞の記事で知った「文豪が愛したとんかつの店 かつ吉」で11時から早めの昼食を楽しみました。
【文豪が愛したかつ吉の店内】
川端康成・三島由紀夫も食べた「とんかつ」と昼ビールにみんな上機嫌です。
昼食後、神田川沿いを歩いたことで生じた江戸時代の水事情についての疑問を解決するため、たまたま近くにあることに気付いた東京都水道歴史館に、皆で立ち寄ることにしました。歴史館では、神田上水・玉川上水に関する様々な展示を見て、私たちが抱いた疑問の答えを見つける事が出来ました。
浅草橋を渡ると、突然、出番を待つ釣り船や屋形船が川沿いに姿を現します。神田川に掛かる最後の橋である柳橋のふもとには、江戸前のつくだ煮で有名な小松屋があります。
【柳橋から隅田川へ】